2022年3月4日金曜日

南阿蘇の山菜がこれから旬!

 南阿蘇の春のお楽しみのひとつ、山菜取り。

ワラビ、ゼンマイ、コゴミ、タラの芽、筍・・・

南阿蘇は山菜の宝庫です。

山菜が生えているのは、山野、牧場。基本的には個人や団体所有・管理の土地ですので、くれぐれも迷惑をかけたり、設備を壊したりしないように。取りすぎにも注意。国立公園内で特別に指定されている区域では、生きものを採集すると罰せられる地域もあります。ぜひ表示・看板などの指示に従ってください。


南阿蘇の山菜の代表はやはりワラビではないでしょうか。味噌汁やおひたしは美味しいですね。私はグリーンカレーにタケノコと一緒に入れて食べたりしています。あく抜きが面倒ですが、重曹を入れて茹でてあく抜きすれば保存は冷蔵・冷凍できますので一度試してみてください。

もう一つのおすすめは、コゴミ。山菜の女王とも呼ばれています。熊本は自生のものはほとんど見つからず、栽培ものです。3月に入ると、道の駅などで売られています。アクはほとんどなく、茶色い産毛を取り除き、軽く湯通しして、おひたしやマヨネーズと醤油をつけて食べると美味です。てんぷらもとてもいけます。




※OGA亭の敷地に、コゴミを植えています。もうすぐ新芽が伸びてきます(例年3月中旬~4月初旬)。そのときお泊りの方はラッキー。ぜひ味わってみてください。(次のお客様にも残しておいてくださいね)

コゴミの新芽


春はタケノコもおすすめ。孟宗竹以外に真竹なども店頭に出ていることがあります。筍は掘って時間がたつとどんどんアクが強くなって固くなるので、できるだけ掘りたてを購入してあく抜きして、味噌汁、おひたしなどでいただきたいですね。熊本にはタケノコのひこずりという有名な郷土料理もあります。筍は冷凍がちょっと苦手ですので、水に漬けて冷蔵庫で保存します。干し筍というのも保存食で販売されています。

ビッグサイズの真竹


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