2023年9月26日火曜日

南阿蘇の家族湯 ONSEN

温泉大好きの亭主です。これまで南阿蘇はじめ全国の温泉に入りに行きました。温泉は日本の文化の一つ。日本人は昔から混浴や露天風呂に入るのになれている人も多いのですが、海外からのお客様は水着を着けずに知らない人と同じ浴場に入るのはちょっとという方が多いです。そこでお薦めが家族湯です。南阿蘇にも家族湯を設けた温泉がいくつもあります。貸し切りで1時間2000円ぐらいから。たいてい3~4人入れる広さなので、家族はもちろん男同士、女同士で入るのもありです。泉質もいろいろとありますので、毎日入る温泉を変えるのも楽しみの一つです。

家族湯がある温泉の公式ページはコチラから。

阿蘇白水温泉瑠璃

垂玉温泉瀧日和

栃木温泉小山旅館

南阿蘇温泉癒しの里

月廻り溫泉

アコンカグアリゾーツ

2023年9月19日火曜日

阿蘇の名産 高菜漬け

 阿蘇の食材で名物と言えば・・・

私は高菜漬けを思います。子どもの頃(50年以上前)によく家庭で食べていた豆腐と高菜炒めと高菜チャーハン。高菜に2種類あるのはご存じですか?浅漬けと古漬け。古漬けは3~4ヶ月以上漬けた物を言うようです。浅漬けは緑色で信州の野沢菜漬けと似ています。古漬けは黄色で発酵させているのでちょっと匂いが・・。実はそれが美味しい。

温暖化の影響などで最近は阿蘇では生産が減っているようです。輸入物が増えているのではないでしょうか。実は、ミャンマーに行ったときに、シャン族のレストランで食べた美味しいラーメンに高菜のみじん切りがたっぷり入っていました。タイ料理でも高菜漬けによく似たパッカードーンとゴーヤが入ったスープがとても美味しかったです。高菜のルーツは東南アジアのようです。今回高菜漬けとゴーヤのスープを紹介したいと思います。


高菜とゴーヤのスープの作り方は、こちらをご覧ください。


スープに使用した高菜漬けの葉の部分を、豆腐と油炒めにしました。ご飯のおかずになります。

高菜と豆腐の油炒めの作り方は、こちらをご覧ください。

2023年9月18日月曜日

南阿蘇のOGA亭からの眺め

テラスからの眺め。右から・・・

おかまど山:山の裏側にお釜のようになっているのでこの名前があります。

夜峰(よみね)山:昔、この山を健磐竜命(タケイワタツノミコト)が阿蘇都媛命(アソツヒメ)のために一夜で創ったという伝説があります。山の西(左)側中腹に地獄温泉があります。

高岳:阿蘇五岳のひとつ。夜峰山の頂上にその奥の高岳がちょこっと見えるときがあります。阿蘇の最高峰1592mです。

中岳:阿蘇五岳のひとつ。中岳には噴煙を上げる中岳火口があります。よく晴れた日には噴煙が見えるときがあります。

烏帽子(えぼし)岳:阿蘇五岳のひとつ。頂上付近に天然記念物のミヤマキリシマの群生があり、5~6月にはピンクの花が咲き乱れます。

杵島(きじま)岳:阿蘇五岳のひとつ。頂上付近にはミヤマキリシマの群生があります。杵島岳と烏帽子岳の間には、草千里があります。

米塚(こめづか):3000年前に噴火してできたちいさな火山です。



2023年9月15日金曜日

南阿蘇村谷人たちの美術館2023

 今年も10月1日から10日まで、南阿蘇村一帯で「南阿蘇村谷人たちの美術館」が開催されます。

体験モノもあって楽しそうです。

詳しくはコチラで紹介されています。







2023年9月11日月曜日

修験道と阿蘇・久住~法華院温泉で想う

 阿蘇とくじゅうはともに活火山です。

阿蘇中岳は今でも噴煙を上げています。久住の硫黄山は1995年に噴火しました。ともに10万年ほど昔に大きな噴火をしています。

火山と修験道、密教のお寺とは深い関係があります。火山はときに大きな噴火で災害をもたらしました。火渡修行や護摩祈祷のように火に関わる仏事修行と火山とは深い関係があるのではないでしょうか。災害を起こす火山を鎮めるために修行僧たちが祈りを捧げたかもしれません。明治の神仏習合・廃仏毀釈で多くの修行道場や寺が廃寺に追い込まれました。また残った寺も規模を縮小しています。

阿蘇には西巌殿寺という修行のための大きな寺がありました。また久住・法華院にはかつて白水寺がありました。




2023年9月10・11日に大分県久住・法華院温泉に行ってきました。法華院にはかつて天台宗の白水寺がありました。今は寺は火事で焼失して残っていませんが、寺に伝わる十一面観音、不動明王、母沙門天が今もお堂に奉られています。

自然を楽しむ山歩きですが、その土地で人と自然と深い関わりの歴史を垣間見ました。登山者の安全を見守ってくださいますよう手を合わせました。

合掌

くじゅう・法華院温泉行

 定年退職後の楽しみの一つが山歩き。

法華院温泉山荘

もう50年以上前、中学生のときに昆虫同好会に所属して友達と阿蘇や久住で蝶の採集をしていました。そのころの思い出で、まだ子どもの日帰り中心の採集だったので、温泉宿にとまりたいなあと思っていましたが、子どもにとっては贅沢な宿。50年たってついに泊まることができました。阿蘇・くじゅう国立公園にある大分県久住・坊ガツルの法華院温泉山荘。バス停から3時間山道を歩いてしか行けない秘湯です。



9月9日(土)、南阿蘇のOGA亭に友人N氏に車で迎えに来てもらい8時半に亭を出発。10時に長者原到着。駐車場に車を止めてそこからは歩き。もともとN氏の計画では、まずスガモリ峠を越えて久住山に登頂し坊ガツルに降りて来る予定でしたが、なんとN氏が腹痛。登るスピードが通常の半分以下に。きつそうだけれど「山荘までは行く」と強い意志に支えられて、休みながらなんとか15時に山荘に到着。久住山は諦めました。

さて久住は阿蘇と同様にいくつかの火山が集まった山の総称で、久住は久住山、大船山、平治岳、三俣山、指山、星生山など10万年以上前から噴火した火山連山の総称です。

天気予報では、当日午後から雨。最悪ならカッパを着て山登りも覚悟しましたが、ガスは少し出たものの幸い雨は降りませんでした。チェックインを済ませ大部屋に。この山荘は、120名収容の大部屋と個室が25室。かなり大きな山荘です。硫温泉の温泉にもは入れます。大部屋は2食付きで1万円。JAF会員は500円引き。この日は個室は満室。大部屋は7割ほど埋まっていました。男女比は7:3ぐらい。ほとんどが元気が良い高齢者で2割ぐらいが20・30代?


到着時にまずはビールで乾杯。自販機のビールは350円とお手頃価格。17時からは夕食。先に入浴を済ませて、食事も18時には終わり、飲んだビールと持参した泡盛が効いてそのままバタンキュー。翌朝6時まで12時間も寝てしまいました。正確には熟睡したのは5時間程で、あとは寝過ぎで腰がだんだん痛くなってうとうとしていました。朝食は6時45分。昨日のこともあり天気予報では昼から雨の予報なので余裕をもって帰ろうと8時に山荘を出発。来た道とは異なり、坊がつるから雨が池を越えて長者原へのルート。N氏は前日よりは体調は良さそうだけれど腹痛はまだあるとのこと。前日は樹木がないガレ場が多かったのですが、帰りは湿原と森林の中のルート。こちらが私はお薦めです。

12時長者原に到着とともに雨が。無事到着をソフトクリームで祝って、長者原ヘルスセンターの温泉につかって登山の垢落とし。入浴料500円、昔ながらの浴場で硫黄泉。お客も少なくゆったり浸かれました。

13時長者原出発。この日はOGA亭の宿泊予約が入ったので、そのまま昼食には店に寄らず亭に向かい14時到着後宿泊セッティング。16時セットアップ。17時に熊本市内に戻り、片付けもそこそこに19時からの民泊仲間の交流学習会に参加しました。

実は、この久住行きは、阿蘇高岳と外輪山縦走の予行練習を兼ねてもいました。OGA亭にお泊まりのゲストはじめ南阿蘇にお越しいただく方に南阿蘇でのトレッキング・ハイキングをお薦めしたい。南阿蘇の山のすばらしさを子どものときから知っている私の願いでもあります。これから案内できるルート作成のために南阿蘇を歩く、N氏にも是非ご同行いただきたい。N氏の体調の回復を祈りつつこのたびを終えました。

「南阿蘇のOGA亭」からくじゅう登山登り口の長者原まで車で1時間あまり。OGA亭に1泊して2泊3日の体験お薦めします。

山道を登っていると突然ヤギが下山して行きました。

スガモリ峠

スガモリ峠越え

坊ガツルの川を渡る

坊ガツル遠景


山荘の夕食

山荘の朝食


出会った野の花たちをご紹介します。









法華院温泉に伝わる十一面観音様は、ブログ「オガワールドs-life」をご覧ください。

阿蘇山火口立ち入り規制 レベル2→1引き下げ

   ●最新の情報 ・2024年4月26日に阿蘇山の噴火警戒レベルが 2から1に引き下げられました。 火山噴火情報は下記で紹介されていますのでご参照ください。 阿蘇火山火口規制情報 阿蘇山の活動状況(気象庁) 火口からの距離(阿蘇市) 南阿蘇のOGA亭は、阿蘇山火口から直線で約1...