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2024年3月18日月曜日

2024年南阿蘇の桜 開花情報

 南阿蘇にはいくつも桜の名所があります。

             牧場に1本。立ち姿が美しい 観音桜


一心行の桜、観音桜、アスペクタ、高森千本桜など南阿蘇には桜の名所があります。

昨年は3月29日に一心行の桜(ヤマザクラ)が満開になりました。

南阿蘇には桜の木が多く、上記以外に隠れ桜スポットもあります。学校の校庭や水路際の桜など。ドライブやサイクリングをしながらマイ桜スポットを探してめぐるのも楽しいと思います。ちなみに、亭主のお気に入りは、南阿蘇村グラウンド。スポーツ施設なので、車の駐車などマナーを守ってご鑑賞ください。

桜の開花情報はこちら。

南阿蘇村桜開花情報

高森峠千本桜

地図はコチラ


2024年1月20日土曜日

阿蘇火口見学

 阿蘇の観光の目玉のひとつは、やはり阿蘇中岳火口見学だと思います。直接活火山の火口を覗ける貴重な場所です。煙がたなびき、温水が貯まっていたりしている火口の中が見られます。でもなかなか火口の中まで見学できる機会は多くありません。規制レベルが2以上になると周辺が規制され立ち入れなくなりますし、霧や大雨、台風などの悪天、ガス発生などその他の原因でも規制されて見学できない場合がありますので、事前に火口規制情報などをご確認ください。

阿蘇火口関連の情報は、下記のサイトでご紹介されています。

阿蘇火山火口規制情報

阿蘇火山博物館


2023年9月11日月曜日

くじゅう・法華院温泉行

 定年退職後の楽しみの一つが山歩き。

法華院温泉山荘

もう50年以上前、中学生のときに昆虫同好会に所属して友達と阿蘇や久住で蝶の採集をしていました。そのころの思い出で、まだ子どもの日帰り中心の採集だったので、温泉宿にとまりたいなあと思っていましたが、子どもにとっては贅沢な宿。50年たってついに泊まることができました。阿蘇・くじゅう国立公園にある大分県久住・坊ガツルの法華院温泉山荘。バス停から3時間山道を歩いてしか行けない秘湯です。



9月9日(土)、南阿蘇のOGA亭に友人N氏に車で迎えに来てもらい8時半に亭を出発。10時に長者原到着。駐車場に車を止めてそこからは歩き。もともとN氏の計画では、まずスガモリ峠を越えて久住山に登頂し坊ガツルに降りて来る予定でしたが、なんとN氏が腹痛。登るスピードが通常の半分以下に。きつそうだけれど「山荘までは行く」と強い意志に支えられて、休みながらなんとか15時に山荘に到着。久住山は諦めました。

さて久住は阿蘇と同様にいくつかの火山が集まった山の総称で、久住は久住山、大船山、平治岳、三俣山、指山、星生山など10万年以上前から噴火した火山連山の総称です。

天気予報では、当日午後から雨。最悪ならカッパを着て山登りも覚悟しましたが、ガスは少し出たものの幸い雨は降りませんでした。チェックインを済ませ大部屋に。この山荘は、120名収容の大部屋と個室が25室。かなり大きな山荘です。硫温泉の温泉にもは入れます。大部屋は2食付きで1万円。JAF会員は500円引き。この日は個室は満室。大部屋は7割ほど埋まっていました。男女比は7:3ぐらい。ほとんどが元気が良い高齢者で2割ぐらいが20・30代?


到着時にまずはビールで乾杯。自販機のビールは350円とお手頃価格。17時からは夕食。先に入浴を済ませて、食事も18時には終わり、飲んだビールと持参した泡盛が効いてそのままバタンキュー。翌朝6時まで12時間も寝てしまいました。正確には熟睡したのは5時間程で、あとは寝過ぎで腰がだんだん痛くなってうとうとしていました。朝食は6時45分。昨日のこともあり天気予報では昼から雨の予報なので余裕をもって帰ろうと8時に山荘を出発。来た道とは異なり、坊がつるから雨が池を越えて長者原へのルート。N氏は前日よりは体調は良さそうだけれど腹痛はまだあるとのこと。前日は樹木がないガレ場が多かったのですが、帰りは湿原と森林の中のルート。こちらが私はお薦めです。

12時長者原に到着とともに雨が。無事到着をソフトクリームで祝って、長者原ヘルスセンターの温泉につかって登山の垢落とし。入浴料500円、昔ながらの浴場で硫黄泉。お客も少なくゆったり浸かれました。

13時長者原出発。この日はOGA亭の宿泊予約が入ったので、そのまま昼食には店に寄らず亭に向かい14時到着後宿泊セッティング。16時セットアップ。17時に熊本市内に戻り、片付けもそこそこに19時からの民泊仲間の交流学習会に参加しました。

実は、この久住行きは、阿蘇高岳と外輪山縦走の予行練習を兼ねてもいました。OGA亭にお泊まりのゲストはじめ南阿蘇にお越しいただく方に南阿蘇でのトレッキング・ハイキングをお薦めしたい。南阿蘇の山のすばらしさを子どものときから知っている私の願いでもあります。これから案内できるルート作成のために南阿蘇を歩く、N氏にも是非ご同行いただきたい。N氏の体調の回復を祈りつつこのたびを終えました。

「南阿蘇のOGA亭」からくじゅう登山登り口の長者原まで車で1時間あまり。OGA亭に1泊して2泊3日の体験お薦めします。

山道を登っていると突然ヤギが下山して行きました。

スガモリ峠

スガモリ峠越え

坊ガツルの川を渡る

坊ガツル遠景


山荘の夕食

山荘の朝食


出会った野の花たちをご紹介します。









法華院温泉に伝わる十一面観音様は、ブログ「オガワールドs-life」をご覧ください。

2023年8月9日水曜日

阿蘇中岳火口見学ルート 山上ターミナル~中岳火口

 阿蘇観光の目玉は、直接火口が覗ける阿蘇中岳火口見学ではないでしょうか。悪天のときや噴火警戒レベルが高いとき、噴煙の風向きによっても見学ができない場合があるので、運も味方しないと見れないかもしれません。



火口見学をしたいときは、阿蘇山上ターミナルから火口までシャトルバスに乗るか、自家用車、バイクなどで火口見学有料道路を上るか、徒歩になります。


左端のPマークのところに山上ターミナルがあります。

シャトルバスや自家用車はターミナルから火口西展望所近くの駐車場まで上れます。

徒歩で上る場合は、火口まで上りが約30分。現在地の表示からは砂千里の展望所までが約10分。そこから阿蘇最高峰1592m(火・肥後の国)高岳への登山道が続いています。

現在地表示付近

砂千里


阿蘇火口付近は舗装してありパンプスなどでも歩けますが、火口周辺の登山道などは運動靴が無難です。通行侵入禁止エリアもありますので表示に従ってください。

山上ターミナルまではJR阿蘇駅から路線バスが通っています。

自家用車の場合は、北、西、南側から山上ターミナルまで通行無料の道路が通じています。

まずは、火口見学が可能か、阿蘇火山火口規制情報でご確認ください。バスなどの料金や時刻表、噴火警戒レベル情報などは下記の各サイトを参照ください。

阿蘇火山火口規制情報

火口見学有料道路

阿蘇山火口シャトルバス

阿蘇火口線バス(阿蘇駅⇔阿蘇山上バスターミナル)


2023年7月22日土曜日

熊本地震 震災ミュージアムKIOKUオープン


熊本地震の記憶を未来に残す施設「熊本地震 震災ミュージアムKIOKU」が、旧東海大学阿蘇校舎となりに完成し、2023年7月15日にオープンしました。



生々しい被害の写真や地震に遭い壊れた車の実物展示などが展示されています。







震度7の体験コーナーはありませんが、映像はリアルに余震、本震ともに最大震度7の熊本地震を写しだしており、震度6強を経験した私もあらためて当時を思い起こしました。

震度7はどういう感じですか?と聞かれることがありますが、本震のとき震度6強で半壊した家でベッドで寝ていた私は、ベッドが映画エクソシストで見たベッドのようにガタガタ揺さぶられ、倒れる本棚をよけたり、地鳴りの音がしばらく聞こえたり・・・震度7はさぞ恐ろしかったことでしょう。

地震大国の日本。いつ大きな地震に遭うかもしれません。震災ミュージアムKIOKUで地震の恐ろしさをあらためて知り、日頃の予防対策の必要を思います。

外国から熊本へ旅行される方も、ぜひ自然災害・地震について震災ミュージアムKIOKUで見て知ってもらいたいと思います。

ミュージアムKIOKUの隣には、被災したままの形で展示されている旧東海大学阿蘇校舎や断層なども見ることができます。ワンピースのロビン像もすぐ近くです。

震災ミュージアムKIOKUホームページはコチラです。

2023年7月11日火曜日

南阿蘇から阿蘇火口までのルート お知らせ!

 


南阿蘇から阿蘇中岳火口に行くためには、直接火口まで行く公共交通機関がありません。いったんJR阿蘇駅まで行って、そこから阿蘇山上ターミナルまで路線バスに乗り、火口行きのバスに乗り換えます。時間も料金もかかりますが、このたび7月15日から南阿蘇鉄道全線開通記念として、「あそ旅のレールバス」24時間限定乗車券が2,900円で発売されます。南阿蘇から阿蘇中岳火口までの料金が割安になり、エリア内の駅やバス停での途中下車も可能なので、観光客の方は特に有効に使えるのではないかと思います。参考にされてください。

※阿蘇山上ターミナルから阿蘇中岳火口までのバス料金片道500円は含まれません。歩いて登ることは可能です。ターミナルで確認してください。

※「みなみあそ旅のレールバス」(1900円)は特典は南阿蘇エリアに限定されます。ご注意ください。

※熊本空港⇔OGA亭最寄りのバス停・木の香湯入口までのたかもり号、阿蘇駅⇔熊本空港までのやまびこ号の運賃も料金に含まれます。

詳しくはコチラに掲載されていますのでご確認ください。


レンタカーや自家用車、タクシーなどをご利用の方

●県道111号線(阿蘇南登山道路 吉田線):瑠璃温泉から阿蘇山上ターミナルに至る道路です。途中近くには、白川水源などがあります。

●県道298号線(阿蘇西登山道路):草千里、阿蘇火山博物館を通り、阿蘇山上ターミナルまでの道路です。途中近くには、阿蘇ファームランド、阿蘇猿まわし劇場、葉祥明阿蘇高原絵本美術館など観光施設があります。


2023年6月12日月曜日

熊本地震 震災遺構 旧東海大学阿蘇校舎

 2016年4月、熊本は最大震度7の地震に2度見舞われました。地震の教訓を後世に残すため、南阿蘇村内に震災遺構が残されています。その一つ、旧東海大学阿蘇校舎を訪問しました。


今は使用されていない、旧東海大学阿蘇校舎です。


建物の間が開いています。以前はつながっていましたが、被害が大きかったため取り壊されました。右の建物は東日本震災後に補強されました。左の建物は壁が局面だったので補強できず大きな被害になりました。










校内に大きな断層があり、保存されています。





敷地内に、ワンピースの麦わら一味 「考古学者」ロビン像があります。震災遺構を永久に・・・見届けるのでしょう。遠くに見える白い建物は、京都大学火山研究センターです。



体験・展示施設が2023年7月15日(土)に旧東海大学阿蘇校舎敷地内に開館予定です。

熊本地震震災ミュージアムホームページ

観光とはいえないですが、私たちの経験を後世に残し、ぜひご覧いただいて、避けられない自然災害の被害を少しでも減らし、とともに生きるための参考にしていただきたいと思います。

2023年3月30日木曜日

2023年 南阿蘇サクラ開花情報

 南阿蘇にはいくつも桜の名所があります。

             牧場に1本立つ姿が美しい 観音桜


一心行の桜、観音桜、アスペクタ、高森千本桜など南阿蘇には桜の名所があります。

3月29日に一心行の桜(ヤマザクラ)が満開になりました。

南阿蘇には桜の木が多く、上記以外に隠れ桜スポットもあります。学校の校庭や水路際の桜など。ドライブやサイクリングをしながらマイ桜スポットを探してめぐるのも楽しいと思います。ちなみに、亭主のお気に入りは、南阿蘇村グラウンド。スポーツ施設なので、車の駐車などマナーを守ってご鑑賞ください。

桜の開花情報は、南阿蘇村桜開花情報で紹介されています。

地図はコチラ


2023年2月22日水曜日

阿蘇五岳の涅槃像

 阿蘇五岳を北側の外輪山から眺めると、まるでお釈迦様の涅槃(ねはん:横たわって寝ている姿)に見えます。特に大観峰(だいかんぼう)からの眺めが有名で、タイミングがよいと冬は雲海に浮かぶ涅槃像、初夏は田んぼの水に浮かんだ逆さ涅槃など珍しい姿を拝めることができます。

天気よい朝に大観峰に上り涅槃像を撮影。五岳を涅槃に描いてみました。中岳の噴煙がちょうどお線香に見えます。


日本のお寺の中には、お釈迦様が神仏、僧、信徒などや動物たちに囲まれた涅槃図があります。


熊本市内のお寺の涅槃図をipadで写仏(模写)させていただきました。人が亡くなる場面なので泣いている姿もありますが、象や虎、馬、牛、鹿、猪、いろいろな鳥たちもいて、不思議に皆穏やかな顔をしてお釈迦様を見守っています。

2022年5月11日水曜日

南阿蘇ハイクコース

 南阿蘇のハイキングコースを紹介します。



南阿蘇のおすすめは壮大なカルデラ・阿蘇五岳と外輪山のロケーション。雲海やすすき野、有名な桜見物や紅葉は感動間違いなし。でも必ずいつでも見れるわけではありません。季節や条件が合わないと見れないものも。ただ、壮大な景色はいつでもあります。ちょっと小高いところに上って深呼吸一つ遠くを眺めてください。きっと阿蘇の情景が記憶に一つ残ることと思います。

季節ごとに見どころを紹介します。

4月は桜。一心行、観音桜、高森峠の桜など名物のほか、南阿蘇のいたるところに桜の木があります。風に舞い散る花吹雪に出会うと感動です。遠くに桜を見つけめぐる楽しみもあります。道端にはピンク、紫、白、黄などスミレの花が咲き乱れます。

4月~5月の草原は、ワラビ狩りの季節。場所によってワラビが出る時期が違うので、探して回れば1か月以上楽しめます。牧場が多いので、柵が閉じている場所には立ち入らないように。ごみのポイ捨てはもちろんNG。村の天然記念物オオルリシジミの乱舞もこの季節。採集は禁じられていますので眼かカメラに記憶してください。

梅雨時期は、野外活動はちょっとお休み。温泉巡りや足元が悪くない湧水めぐりがお薦め。OGA亭には絵本などたくさん本を用意していますので、ロフトにごろっと寝転んで読んください。

7月~11月はハイキングの季節。野の花が入れ替わりで草原に咲き乱れます。1~2時間のお手軽コースや半日コースなど南阿蘇には手軽に楽しめるハイキングコースがたくさんあります。山歩きには歩きやすい運動靴で。カメラとともに、軽食やお菓子、飲料もお忘れなく。雨合羽は?天候不順であればとりやめて別の楽しみも安全な選択肢です。

冬は、OGA亭の薪ストーブをご利用ください。遠赤外線は温まります。薪をくべながら薪が燃える火を眺めているとあっという間に時間が過ぎてゆきます。

OGA亭の後ろにそそり立つのは南外輪山。すぐ近くが俵山、地蔵峠です。耳を澄ますと、鹿や猿の鳴き声が森から聞こえます。時にはOGA亭のすぐ近くに姿を現すときも。猪、アナグマ、ノウサギ、キツネ、タヌキなども近くに住んでいます。

さて、お薦めのハイキングコースは、いずれも車止め駐車場から1~2時間歩いて楽しめるコース。靴は登山道でも歩ける靴を用意。水分補給と軽食・菓子などはお忘れなく。道を外れると、急坂やがけも多いのでくれぐれもご注意を。

●俵山:西原村萌の里、俵山展望台などから車を止めて登ります。頂上付近はミヤマキリシマや馬酔木の群落があります。南外輪山で一番人気があるコースです。

●地蔵峠:尾根に地蔵尊が祭られます。清水峠か俵山からの尾根伝いか北側から登るコースもあります。北側からは途中の牧場のゲートが閉まっている場合もあるのでご注意を。



●清水峠:周りは牧場で野草が咲き乱れます。絶滅危惧種も多く罰せられる場合もあるので採集しないように。近くに山寺の清水寺があります。


●烏帽子岳:ミヤマキリシマの群生が有名な烏帽子岳、熊本地震で南側からの登山道が崩れたので草千里から登ります。火山博物館前の有料駐車場に止めて、草千里を抜け烏帽子岳の両側のルートから頂上を目指します。左(東)側の坂の方が緩やか。

●大ノ戸尾根登山道入口:根子岳登山の入口です。根子岳頂上付近は岩の崩落もあり初心者には危険です。その手前までがお薦めです。ゲートの左奥に駐車スペースがあります。天然林の新緑や紅葉が楽しめます。

ゲートで赤牛たちがお見送り


●日ノ尾峠ルート:鍋の平キャンプ場から牧場に入り進みます。峠までは舗装されていますが道幅は狭く側溝に注意が必要です。牧場の草原を抜けると森の中に入り峠まで続きます。キャンプ場に車を止めてゆっくり歩いて峠まで1時間余り、半日ハイクがお薦めです。キャンプ場を下ると田楽村や豆腐専門店があります。




峠付近


●高岳登山道:農道から北側の登山道に入り車で登っていくと駐車スペースが行き止まり。この先は草原と低木が続きます。私は車止めまでしか経験がないのでいつかその先を登ってみたいと思っています。

南阿蘇の登山情報は熊本の山の店「シェルパ」のホームページで紹介されています。

南阿蘇のハイキングコースの地図です。

予約受付サイト

「南阿蘇のOGA亭」の宿泊予約。 ・OW NERS-INNからの予約は、 コチラ からどうぞ。 ・airbnb からの予約は、 コチラ からどうぞ 。 ※OGA亭は9月1日からメンテナンスを行い、10月1日からオープンします。 OGA亭から阿蘇五岳の眺め(夏)